撮影カメラの条件

赤外線フィルムを使用する場合、フィルムの基礎知識で記した通り

  • 赤外線なので露出計が使えない(オート露出が使えない)
  • 赤外線なので可視光線とピント位置が違う
  • 赤外線フィルムなので特殊フィルターを使用しなければならない

という、普通のフィルムと違った特性があるため、撮影するカメラにも注意が必要です。
まず、フルオートカメラ(1眼レフカメラ・コンパクトカメラ)での撮影は難しい。
これは、露出(絞り、シャッタースピード)/ピントの調節が自動のため赤外線写真用の微調整ができないからです。
さらに、コンパクトカメラでは特殊フィルターを取り付けることができません。

最も使いやすいのがマニュアル1眼レフカメラです。

これは、露出調整が自分で設定でき、ピントも赤外線用マークが
レンズに付いているのでピンボケの心配もありません。
(赤外線フィルムについて/ピント調整と絞りを参照)

レンズも広角レンズを使用する場合、被写界深度が深いので楽に撮影する事ができます。
反対に望遠レンズを使用する場合、被写界深度が浅くなるのでピントに注意を払う必要があります。
※レンズの焦点距離による被写界深度(ピントが合っているように見える範囲)は、 写真の撮影意図に大きく影響しますので、一概に広角レンズを使用した方が良いということは 言えません。

現在、私が使用しているカメラは『VOIGTLANDER BESSA-L』です。

風景写真(スナップ写真)を撮るのがメインなので このカメラを選んだのですが

  • 1眼レフカメラより小さく持ち運びが便利であること
  • マニュアル操作が可能であること(露出を自分で設定できる)
  • フィルターが取り付けられること
  • 広角レンズを使用しているため、赤外線写真を撮るのに楽であること

というのがこのカメラを選んだ理由です。 (ストロボは使用していません) もちろん、 望遠系レンズを使用するときは
1眼レフカメラを使用します。

コンパクトカメラのほとんどがフルオートですので、現在マニュアル設定ができ、 フィルターの取り付けられる
コンパクトカメラは、 昔のコンパクトカメラか高価なコンパクトカメラに限られます。
やはり1眼レフカメラが一番使いやすいのでしょうか?-------