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バリ島〜ロンボク島 フェリー船中記

ビデオ撮影の仕事(初めての海外ロケ)で訪れたバリ島で、あわただしいスケジュールを消化し、今日はロンボク島へ移動。
ヌサドアビーチを早朝出発し、12時のフェリーに間に合うように港へ向かった。

12発ロンボク島行きのフェリーが遅れて3時発になる。
おかげで漁船の並ぶ海岸で、のんびり海水浴を楽しむことができた。
赤外線フィルムも1本撮影する。
船の中で撮影していると、機関士が話しかけてきた。出港するとトローリング(釣り)をし、船のエンジンをこよなく愛している男だ。「エンジンルームを撮影しろ」と言ってきたが、必要ないので「No」と言うとガッカリした顔をする。その代わり、エンジンを見せてもらった。大きなエンジンが2つ、10気筒ぐらいの奴で日本のヤンマー製である。
しばらく機関士と話をしていると波が大きくなり、船が大きく揺れ始めた。聞いてみると、そこには強い海流があるということだ。
この海流が、ウォーレス線(注)を作っているのかも・・・。

退屈な船の中で、日記を書く余裕がやっとできた。日記を書く余裕など1日もないスケジュールで仕事をし、ロンボク島でも忙しいスケジュールが続く。

余裕とリラックスが大切である。

1993年6月15日  ロンボク島に向かうフェリーの中で記す

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(注)以下、小学館『日本大百科全書』から

【ウォーレス】
(1823- 1913)イギリスの博物学者。マレー諸島を中心に生物相の比較研究をし、動物分布についてウォーレス線を指摘。ダーウィンに自然淘汰についての論文を送り、これが進化論の発表を決意させたといわれる。

【ウォーレス線】
ウォーレスが提唱した生物地理学上の境界線。ボルネオ島とスラウェシ島との間の海峡をほぼ南北に走る線。西側を東洋区、東側をオーストラリア区とする。