このコンテンツは、故 小塚 敦氏のコンテンツをここに掲載させていただいております
「PS2でDVDが再生できない」という場合の参考資料です。

PlayStation2 型番ヒストリー

プレステ2の型番(品番)の歴史を中心に、ゲーム機の変遷を追っていこうというページです。同じ PS2 でもこうして並べてみると面白いな〜。SONYの戦略にはワクワクさせられっぱなしです。

ぼくが持ってるのは SCPH-10000 初期型っす。なーんか今の最新型とは、もう別物みたいに見えますねぇ…(−−;) ハ- 初期型にはバグや故障が多いと言われたのがウソのようにピンピンしており、ソニータイマー?ハァ? って感じで今日も元気に動いているので、買い換えられません。


型番 History

型番によって何が違うか

基本的にどの型番のプレステ2でもゲームは動きますし、型番によってゲームの動作や速度が異なるということは基本的にはありません。わかりやすく簡単にいえば、初代 SCPH-10000 は外国の DVD 映画を違法に観れてしまうとか、SCPH-30000 系はハードディスクが内蔵できるようになった代わりに騒音がうるさいとか、そういう違いです。買うならいちばん新しいのがオススメですが、新型が出たからといって無理に買い換えるほどのものではないです。

次に、日本国内で発売されたプレイステーション2を並べます。一番上が、一番あたらしくなっています。

SCPH-50000 系

[2003/12/04] SCPH-55000 GT (セラミックホワイト カラー)

22,000円。「“Playstation2”レーシングパック」(SCPH-55000 GT)。セラミックホワイトのカラーリングの本体に、同色のコントローラが1つ、PS2ゲーム「グランツーリスモ4“プロローグ版”」が付属する冬限定モデル。ノーマル本体に +2200円 でゲームがついてくると思えば、お得か。

なお、「グランツーリスモ4“プロローグ版”」とは、同日 2,980円で単体でも発売される、現在開発中のグランツーリスモ4が一足早く遊べるという先行発売お試し版。

[2003/12/04] SCPH-55000 GU (百式ゴールド カラー)

35,000円。バンダイとのコラボレーションによる「機動戦士Zガンダム百式ゴールド・パック」(SCPH-55000 GU)。ガンダムの百式よろしくゴールドに輝く本体に、同色のコントローラ2つ、そしてPS2ゲーム「機動戦士ガンダム エゥーゴVS.ティターンズ」、ガンダムの大河原邦男氏デザインの「U.C.スペシャルスタンド」、そしてZガンダムブルー色のPS2メモリカードが付属する数量限定モデル。

なお、「機動戦士ガンダム エゥーゴVS.ティターンズ」は、同日 6,800円で単体でも発売される。前作「連邦vs.ジオン」の続編で、ネット対戦にも対応している。

[2003/11/19] SCPH-50000 TSS (サテンシルバー カラー)

19,799円。カラーリングをサテンシルバーにした、トイザらスオリジナル製品。サテンシルバーは、海外で人気のあるカラーリングで、今回ソニーとトイザらスの協力により日本国内向けの販売が実現した。

[2003/11/13] SCPH-50000 NB (ミッドナイトブラック カラー)

カラーリングをスケルトン仕様のミッドナイトブラックに変更した PS2。価格は事実上の値下げとなる19,800円。ついに発売当初の半額になった。安価な DVD プレーヤとして考えることもできる。従来の黒に代わって、今後はこの色を PS2 の基本色にしていくという。それに併せて、PlayStation 2 BB Pack(SCPH-50000 MB/NH)も、35,000円→29,800円へ値下げ。

ゲームキューブと PS2 の値下げを受け、X-BOX も 11/20 から 24,800円→16,800円に値下げ。

[2003/10/17]

GBアドバンスが好調ながらも、イマイチ振るわないゲームキューブが年末商戦に向けて、本日 19,800円→ 14,000円に値下げ。そういや関係ないけど、ちょうど20年前に発売されたファミコンの初期価格が 14,800円だったなぁ。

[2003/6/12] SCPH-50000 MB/NH (ミッドナイト・ブルー カラー)

35,000円。PlayStation 2 BB Pack(SCPH-50000 MB/NH)。 SCPH-50000 +ブロードバンド機能搭載モデル。カラーリングは「ミッドナイト・ブルー」でスケルトン仕様。新たに加わった同梱品は以下のとおり:

上記3セットは PlayStation BB Unitとして、別売り 12,800円 でも販売される。また、旧本体 SCPH-10000系列のための 外付型 PlayStation BB Unitは、Playstation.com において 15,000円 で発売される。少し割高だ(笑)

また、本体と同色のミッドナイトブルーのコントローラ1個と縦置きスタンドも付属する。メモリーカードはやっぱり別売り。

[2003/5/15] SCPH-50000

25,000円。突然の新型 PS2 の発表。数多くの変更点に衝撃が走る。SCPH-50000 の主な変更点:

春におもちゃ屋さんをかけめぐって、やっとこさ品薄状態の新色 SCPH-39000 を手に入れたユーザは、開いた寝耳に水の泣きっ面に泣き寝入り状態。

SCPH-30000 系

[2003/2/20] SCPH-39000SA(SAKURA カラー)
[2003/2/20] SCPH-39000AQ(AQUA カラー)
[2003/2/13] SCPH-39000S (SILVER カラー)

25,000円。全世界生産出荷累計5000万台達成記念の、春季限定カラーモデル。同色のアナログコントローラ同梱(同色の縦置きスタンドも別売 1,500円で販売)。本体そのものは SCPH-39000 同等。

なかでも SAKURA カラーは非常にキュートで上品なピンク色で人気が高く、驚いたことに中古ショップでの買取価格は後継機の SCPH-50000 を上回る。入手困難。

[2002/12/3] SCPH-39000 TB (トイズ・ブルー カラー)

26,799円。“Playstation 2” ラチェット & クランク アクション パック。トイザらス限定品。

[2002/12/3] SCPH-39000 RC

26,800円。“Playstation 2” ラチェット & クランク アクション パック。SCPH-39000 とゲーム1本が抱き合わせになっている、PS2クリスマス新機種。

[2002/11/21] SCPH-39000

オープン価格。PlayStation.comでは 24,800円。外観や仕様などに変更はないものの、製造コストの削減など。

[2002/8/1] SCPH-37000B(Zen Black カラー)

30,000円。Ocean Blue にやや遅れて登場。遠めにはノーマル PS2 カラーと変わらないが、よくみるとスケルトンしている。ところで旧型 SCPH-30000 は、いつのまにやら Playstation.com 上で 27,500円に。

[2002/7/19] SCPH-37000L(Ocean Blue カラー)

30,000円。初のカラー変更本体。美しい海をイメージした透き通るブルーのスケルトン筐体。本体仕様も SCPH-37000 となったが大きな変化は無い。消費電力が47W→39Wに変更。縦置きスタンドとリモコン同梱。8月発売予定の SCPH-37000B と併せて合計50万台限定発売。

無保証だが、DVD-RW、DVD+RW を認識するようになった。

[2002/5/16]

さて先月4月はソニーがゲーム部門が、前年度の511億円の赤字から、829億円の黒字に転じたと発表し、ゲームのことばかりに言及した決算報告であった。ライブラリもどんどん充実してきてゲームメーカもかなり手馴れてきた模様。こうして軌道に載ったSCEIは、SCPH-30000を再びオープンプライスへ価格改定。Playstation.comでの販売価格は 27,800円。さらに同日は、FINAL FANTASY XI の PS2 版発売日でもあった。

PS2 の値下げ& FF 新作ともなれば、ライバル社もだまってはおれず、ゲーム機戦争はこれを皮切りに値下げ競争が激化する。「Xbox」はまだ発売から3ヶ月しか経っていないのに、5/22 から 34,800円→24,800円 と大幅値下げし、大々的に「老紳士が耳かきの羽毛でくすぐられながら、『あはっあはっ、24800円でどぅ?』」という、理解しがたい CM がお茶の間を流れる。6/3には「ニンテンドーゲームキューブ」が25,000円→19,800円へと値下げ。

これを見た SCEI がさらに対抗手段のためか、6/27にメモリーカードを 3,500 円→2,800円、コントローラも 3,500円→2,800円に値下げした。7/22にはS端子ケーブルを3,000円→2,500円に。まさに戦争である。

[2002/2/22]

米国に遅れること3ヶ月、日本国内向けに Microsoft が『X-BOX』を発売。定価 34,800円。DVD 再生機能は 3,800円の別売りだが、標準で通信機能を装備しているのが特徴。しかし、ソフトの受けが日本では悪く全滅状態であったが、唯一の例外は『DEAD OR ALIVE 3』で、X-BOX ユーザ獲得に貢献した。

[2001/12/21] ヨーロピアン・オートモービル・カラーコレクション

PS2全世界2000万台特別記念として、カラーリングされた SCPH-30000 「ヨーロピアン・オートモービル・カラーコレクション」を PlayStation.com で限定販売。

の計5色で、各50,000円。5色セットは 250,000円(誰が買ったんだ?)。日本国内では各600台限定(世界全体で各20000台限定)。

[2001/11/29]

任天堂の大攻勢を見て、強気だった SCEI が焦りだした。SCPH-30000 を、29,800 円へ改定し、3万を切った。

[2001/9/14]

ニンテンドーゲームキューブが発売開始。価格は PS2 より1万円も安い 25,000円で販売。DVD 再生機能がないとはいえ PS2 を強く意識した戦略価格には違いない。発売日前に予約が殺到し、まずまずの滑り出し。ゲームソフト『ピクミン』のCMソングが異例の大ヒット。

[2001/6/29]

SCPH-30000を、オープンプライスから 35,000円へ価格改定。実質値下げ。

[2001/6/8] SCPH-35000 GT

39,800円。『PlayStation 2 GT3 Racing Pack(SCPH-35000 GT)』限定パッケージ。4月に発売された PS2 ゲーム「グランツーリスモ3 A-spec(定価6,800円)」を同梱してある、お買い得なパッケージ。パッケージは赤いが、箱の中にはふつうのカラーリングの SCPH-30000 が入っている。

これと同時に、従来の SCPH-30000 は、Playstation.com 上で 38,800円 → 37,800 円に値下げされ、しばらくの間 SCPH-35000 GT と併売される。

[2001/4/18] SCPH-30000

価格はオープンプライス(Playstation.comでの販売価格は38,800円)。先月ついに1万円を切ったドリームキャストが出たばかりなのに、まるで眼中にないと言わんばかりの強気の価格設定である。それを見てか、今月セガは家庭用ゲーム機事業から撤退する方針を明らかにした。

SCPH-30000 は、国内では3世代目PS2となるもので、仕様は北米版 PS2(SCPH-30001) とほぼ同じ。新型が先にアメリカで出て、半年遅れて日本で発売されるというのは面白い売り方だと思う。SCPH-30000 の特徴は次のとおり。

SCPH-18000 と同じく DVD 機能を本体 ROM に内蔵している。メモリーカードはやはり別売。DVD 再生時に RGB ケーブルが使えないのは相変わらず。

ここで出てくる配線技術の 0.25μm や 0.18μm がどういったものかは、周りの自作パソコンに詳しいご友人に聞いていただくとして、簡単に言えば、0.25μm → 0.18μm へ世代が変わったことを意味します。同性能であれば、より小型化、低消費電力、低発熱が期待でき、文字通り技術革新を意味します。それだけに期待されていたのですが、ファンの騒音の大きさにがっかりした人は少なくない。

無保証ながら、DVD±R メディアの再生が可能だ。±RW はまだ読めない。

SCPH-18000 系

[2000/12/3] SCPH-18000

39,800円。大きな変化は、次の4点である。

従来 PS2 で DVD を再生するときは、DVD 再生ソフトウェアをロードしたメモリーカードを刺さなければならなかったが、このモデルからは本体に内蔵となった。ソフトウェアのバージョンは DVD Player 2.00。この内蔵ソフトウェアをアップデートすることは出来ず、最新版の DVD Player を使いたいなら従来どおりメモリーカードに新バージョンの DVD Player をロードすればよい。そうすると内蔵メモリは殺されて、メモリカード上のソフトが優先される。

今回の目玉の DVD リモコンは、プログラム再生やシャッフル再生、リピート再生が行なえるほか、スロー再生やスキャンなどのトリック再生が可能。またリモコンとレシーバのセットは、12/22から単体で発売される(3500円)。

メモリーカード(3,500円)は別売り。これを買わないとゲームができないも同然なので、事実上の 3,500 円の値上げとも言える。

10月に 0.18μm版 CPU が搭載されドライブベイを確保した米国版 PlayStation2(型番 SCPH-30001)が発売したばかりだったので、この国内版も 0.18 ルールで製造されたのではとの期待があったが、勇者が分解してみたところ残念ながら 0.25μm のままであることが判明し、日本国内向けはお預けをくらった形となった。

DVD-R メディアの互換性が向上している。1.1GB 以下のいわゆる「高速モード」で記録されたメディアも再生できるようになった。無保証・非サポートなのは相変わらず。

SCPH-10000 系

[2000/6/15] SCPH-15000

39,800円。生産性向上のための部品変更。性能の変化は無い。ユーティリティディスク1.01同梱。バグありユーティリティディスク 1.00 を起動させることが出来なくなった。

[2000/3/4] SCPH-10000

定価 39,800円PlayStation2 初期型。こだわりの発売日→平成12年3月4日(イチニサンヨン)。

発売前から「最先端のPCを大幅にしのぐ128bit CPU」「業務用最高性能のグラフィック・ワークステーションをも凌駕する描画プロセッサ」などと、大胆な宣伝が行われた。Webサイト「PlayStation.com」上での販売、そしてコンビニでの販売も行われたが、すぐに売り切れとなり、発売日直後は入手困難となる。

主なアーキテクチャを次に示す。

この 128bit CPU 性能はいかほどのものだろうか。ソニーの資料によると、浮動小数点の演算は Pentium3 500MHz の 2 倍強だが、整数演算は同 CPU に劣るとか。(しかし当時の P3-500 の秋葉原価格は 30,000円もした!)

インターフェースについて、次に示す。

これだけのスペックを4万円を切る値段で売ることが出来たのは、プレステ1時代の黒字をすべてつぎ込んだからであり、SCEIとしても大きな賭けであった。しばらくは大赤字時代が続くこととなる。

DVD ビデオを見るためのユーティリティディスクは1.00だったがリージョンフリーのバグ技で大批判。すぐに 1.01 同梱のものに取り替えられた。

将来、ユーティリティディスクのバージョンアップにより、「プログレッシブ」にも対応すると発表があった。これは実に3年後に実現することとなる。




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