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業界標準カノープスDVStorm-RTとソニーDSR-11で納品に耐えうるビデオ映像を作ってしまおう(4)
タイムコードって何? EDIUSショートカット編

先日、CanopusのEDIUS編集セミナー(応用編)に参加しました。

    セミナー最後のQ&Aで
  • 「ドロップフレームとノンドロップフレームの違い」
  • 「ドロップフレームとノンドロップフレームの用途別使用方法」
    などの質問が出ていました。

「なぜ1秒が29.97フレームという中途半端なフレーム数なのか?」
「ノンドロップフレームが30fps(秒30フレーム)なのだから29.97フレームなどという中途半端な数字を使わなくても良いではないか?」
こんな素朴な疑問が女性インストラクターに投げかけられていました。
女性インストラクターも困り顔です。
よくわからないですものね。

また、「ビデオ製作者のノンリニア編集講座」でご意見いただくときに2パターンの傾向があります。
1つは、今までビデオ制作をやってきた方で
「タイムコードの制御ができるようになったので完パケができるようになりました」
という方と、これとまったく逆でもう1つは
「DV-StormボードとEDIUSで単に作業が早く処理できるという感じです」
「へぇータイムコードですか?」というパターンとがあります。
前者は今までVHSでオフライン編集後本編作業をされてきた方で後者はノンリニア編集から入られた方です。

タイムコードなど必要のない人にとってはまったく必要ない。
しかし、完パケはやはり1Hからスタートという方もいるのです。
これがビデオ制作の現状です。
DV-Stormボード+EDIUSの利点はリアルタイムで映像加工ができるということなのですが、最大の利点は非常に安価にタイムコード制御ができるということなのです。

29.97の謎

タイムコードをお話しする前に大前提の「なぜ1秒が29.97フレームという中途半端な数字なのか?」をお話します。
この29.97という数字が日本で出現した年は1960年のカラーテレビ本放送が開始されたときからです。
ところで
この1960年をトリビア的考察を加えますと
日本では安保闘争の真っ只中
1960年周辺の時代では

1955年: スティーブ・ジョブズ(アップル)生まれる
  ビル・ゲイツ(マイクロソフト)生まれる
1961年: ガガーリン地球1周有人飛行成功
1962年: キューバ危機
1963年: ケネディー米大統領、ダラスで暗殺
1964年: 東京オリンピック開催
1966年: ザ・ビートルズ来日
1969年: アポロ11号月面着陸に成功
などとなっています。
1960年はパソコンなどなかった時代です。
もう半世紀近く前の「昭和の亡霊」に、現在でも悩まされているのです。

29.97フレーム/秒が発生した経緯は下記のとおりです。

  • 白黒テレビ放送の時代は30フレーム/秒だった。(NTSCは30フレーム/秒)
  • 技術が発達してカラーテレビ放送を始めることになった。
  • カラーテレビのためにテレビの電波帯域を変更すると、やっと普及した白黒テレビが使えなくなる。
  • 色信号用の帯域がないため白黒テレビの電波に色信号を重ね合わせることを考える。
  • 重ね合わせるところは白黒信号の影響が少ないところ。
  • 問題発生。色信号と音声信号が干渉してノイズが出る。
  • 音声信号は白黒テレビですでに使われているので変更できない。
  • ノイズを消すため走査線の周波数を変更する。(フレーム数を変更する)
  • テレビの許容範囲やノイズが消える周波数を計算したところ、29.97フレーム/秒が適当だということになった。

結局 30フレーム/秒が29.97フレーム/秒に変更されたのは、白黒信号に色信号を載せるときに発生する色信号と音声信号の干渉ノイズを解消するため、テレビの許容範囲内でフレーム数を調整し、つじつまを合わせるという強引な方法だったのです。

タイムコード
  • ノンドロップフレームは30フレーム/秒(30fps)
  • ドロップフレームは29.97フレーム/秒(29.97fps)
    fpsはFrame Per Secondの略です。

ドロップフレームは59.94フィールド29.97フレームとなります。
これはフレーム数が0.1%少なくなることを意味していますが、たとえ0.1%の0.03フレームでも長時間になれば誤差が出てきます。
60分のビデオでは実際に108フレームが不足となるのです。
フレームに合わせて30進法でタイムコードを割り振ると、60分が59分56秒12フレームというように3秒18フレーム短くなってしまうので、実際の時間と合わなくなってしまいます。
これによって実務問題として編集のときに時間計算が難しくなる。
極端な話、番組で60分の番組を作るときに当然60分正確でなければならない(話の便宜上CMなどの考慮はしていません)
「60分が59分56秒12フレームだから・・・。」なんてなったら大変です。
やはり60分はタイムコード上も60分が便利なのです。
そこで、タイムコードを割り振るときに適当な間隔で、ときどきフレームの数字を間引く(落とす=ドロップ)させて、早く時間が進むように細工してあげると実時間とタイムコードの時間を一致させることができる。
この、フレームの数字を間引く(落とす=ドロップ)、フレームの数字が落ちる、ドロップしていくのが、ドロップフレームなのです。
実際には、分に繰り上がった直後の、00と01の2フレームの数字をとばして、間引き(ドロップ)をしています。つまり、およそ1分毎に00と01のフレームが欠番するようになっています。ただし、00分、10分、20分、30分、40分、50分のようにゼロがつく分には間引きをしていません。
このドロップフレーム、タイムコードと実時間の差が解消されている部分では便利なのですが、途中でフレームの数字が落ちる、ドロップしている関係上、欠番フレームが発生しています。
この欠番フレームが発生しているとまずい場合もあります。
たとえばフレーム単位で制御する映像(イベントなどのマルチ画面映像など)は、フレームに欠番があると不都合を生じます。
この場合、ドロップをかけないでフレームに同期したままのモードも必要になってきます。
このモードのことをドロップフレームに対してノンドロップフレームといっています。
ノンドロップフレームの60分(1H)の場合は実際の60分より3秒あまり長い時間になっています。
語弊があるかもしれませんが、私などは収録時ほとんどノンドロップフレームで収録し、完パケもノンドロップフレームにしています。
局の番組などは実時間が重要ですので、完パケでドロップフレームを採用しています。
(DVはドロップフレーム固定で、DVCAMなどはドロップ・ノンドロップとも使用できます)
*ドロップフレームも1日あたり75msのズレが生じます。

タイムコードの重要性

タイムコードの最大の利点は、画像1フレームごとに時間をベースにした番地を設定できるということです。

昔の(今もあるか)VHS や Video 8はタイムコードがありませんでした。
ですから、再生デッキによってカウンターが変わってしまいます。
でもDVはタイムコードらしきものがあります。(タイムコードの設定ができません)
業務用でも昔のMビジョン(古っ!)などはタイムコードがありませんでした。

タイムコードがないと大変なのです。

タイムコードがあると時間を指定するだけで目的の映像が出せますが、タイムコードがないと、たとえば「テープ頭から約何分のこのような映像」というように不確定なものになってしまいます。
また
VHSへのコピーをビデオコピー業者に依頼する場合、完パケ(完成原版)の映像本編が1H(01:00:00:00)から始まっていないと、どこから始まっているのかわからなくなってしまいます。
特に、映像本編が黒のフェードインから始まっている場合、どこまでがテープ頭の予備の黒画像(黒味)でどこからが本編の黒画像(黒味)かわからない。
その対応策として
ビデオ製作者のノンリニア編集講座(3)で説明している、記録表と1H(01:00:00:00)ベースのタイムコードが入っていればどこから本編が始まっているかわかりやすくなります。
通常このタイムコードは、高価な出力ボード等から信号が出力されるのですが(FinalCutProはシリアル接続経由でデータの送受信します)DV-StormとEDIUS、DSR-11によってDV端子経由でやり取りすることができるのです。
このあたりが便利です。

*CanopusのEDIUS編集セミナー(応用編)テキストには
タイムコードを書き出しできるのは、タイムコード書き出しに対応しているデッキを使用した時のみになります。例えばDSR-45・DSR-1800・DSR-2000などがあります。 (REXボードからの出力は対応していません。) との記載があります。

REXボードからは出力できないんですね。
以上 タイムコードの説明でした。

使えるショートカット

CanopusのEDIUS編集セミナー(応用編)でやっていた、使えるショートカット一覧です。

タイムライン系
[←]または[→] フレーム(コマ)単位でタイムラインを移動します。
[Page Up]または[Ctrl]+[←] 一つ前の編集ポイントに移動します。
[Page Down]または[Ctrl]+[→] 一つ後の編集ポイントに移動します。
[Home] カーソルがタイムライン先頭へ移動します。
[End] カーソルがタイムライン終端へ移動します。
編集系
[Enter]または[Space] [Enter]または[Space] 再生・停止します。*(1)
[I] モニタウィンドウの現在位置でin点を指定します。
[O] モニタウィンドウの現在位置でout点を指定します。
[Ctrl]+[D] 現在のタイムライン位置でクリップを2つに切り分けます。
[Ctrl]+[Z] アンドゥ(間違えた操作を元に戻します)
[Ctrl]+[T] 静止画を作成します。*(2)

*(1)[Space] の場合、直接入力モードでないと動きません。
 よく[Space] を使っていて間違えて[Space] 隣の[前候補]を押してしまい、再生・停止が動かなくなるときがあります。これはキーがひらがなモードになっているからです。  この場合、[半角/全角]キーを押して直接入力モードに変更してください。[Enter]はこのような問題はありません。
*(2)[Ctrl]+[T]は特に使用します。静止画エクスポートを使用しなくても簡単に静止画を作成することが可能です。

最後に

これでこの講座も終了します。
この講座情報がいつまで使えるかわかりませんが・・・と以前書いたのですがセミナーに出てみると皆さん素朴な疑問で?を抱いておられたので、昔VE(ビデオエンジュニア)だったこともありこのような文章を書いてみました。
ビデオ信号の規格(NTSC)は東京オリンピック以前にできた規格でこれをまだ使用しています。ものすごく古い規格です。
しかし、いよいよ地上波デジタルも普及してきてHDVカメラも発売されました。
この情報がいつまで使えるか?昔こんなことがあったなと思う時期が来るかもしれませんがとりあえず文章として残しておきます。
このページは下記の書物、ホームページを参考に加筆、引用しております。
(1992年初版本ですのでかなり古い書籍になります。現在は新しい書籍が出ていると思いますが・・・。)
もっと詳しい内容を知りたい方は、下記書物、ホームページを参照してください。
・プロのためのビデオ取材 中山秀一 著 編集・発行(社)日本映画テレビ技術協会

 
 
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